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食材

りんごの黒い斑点は腐ってるの?果肉が黒い理由は?取れば中身の果肉は食べられる?

目安時間 9分
りんご,黒い斑点

    夏の終わりから秋にかけて旬を迎えるりんご。

     

    スーパーなどの果物売り場では1年中りんごを見かけますよね。

     

    でも時々、買ったときはキレイだったのに何だか表面に黒い斑点が出てきた、正体不明の謎の黒い斑点の付いたりんごがたまに見切り品コーナーで売られている、切ってみたら中の果肉が黒い、これって大丈夫なの?取れば食べられる?

     

    腐っているのか、食べられるのか、分からないととても不安になりますよね。

     

    実は、りんごの黒い斑点は腐っていると言うわけではないんです。

     

    この記事ではりんごの黒い斑点は腐っているの?について調査しました!

     

    他にも

     

    ・黒い斑点があるりんごは食べられる?腐ってないの?

     

    ・りんごの中が黒いのはなぜ?取れば食べられる?

     

    ・りんごの密の所が黒く変色する理由は?

     

    ・りんごの芯が黒いのはなぜ?

     

    ・カットしたりんごが変色しない方法は?

     

    についてもご紹介していきます。

     

     

    目次

    りんご黒い斑点は腐ってる?

     

    夏の終わりから秋にかけて旬を迎えるりんごですが、スーパーなどの果物売り場では1年中見かけますよね。

     

    足の早い果物ではないので、ついつい買ったまま忘れてしまうこともありますよね。

     

    そしてふと見ると買ったときには無かった黒い斑点が...

     

    でもその黒い斑点は腐っているわけではないんです!食べられるんです!

     

    黒い斑点が出ていても、皮をむいて中の果肉がキレイであれば問題なく食べられます。

     

    黒い斑点の正体は、黒点病・すす病という病気によるものなんです。

     

    どちらも病原菌となる胞子がりんごの表面に付き、斑点になっているのです。

     

    特に、梅雨など高温多湿な環境で発生しやすいようです。

     

     

    黒点病と、すす病それぞれの特徴は、

     

    黒点病…りんごの皮に2∼3ミリのゴマのような斑点ができる。

     

     

    斑点の色は黒色や深緑色

     

    すす病…りんごの皮にすすのような斑点ができる。

     

    斑点の色はぼんやりとした薄い墨色となっています。

     

     

    黒い斑点があるりんごは食べられる?

     

    先程の黒い斑点は取れば大丈夫、と安心してりんごを切ってみると中の果肉が黒い...!

     

    外観からは見分けがつかない上、本当なら薄い黄∼白っぽい色の果肉のはず。

     

    黒かったり茶色っぽくなっているとびっくりしてしまいますよね。

     

    これは、芯カビ病や、ミツ褐変病、というものが原因なのです。

     

    芯カビ病のカビは、芯の部分だけであることがほとんどなので、その部分を取ってしまえば食べても全く問題はありません。

     

    まるまる捨てなくていいと分かると安心しますね。

     

    また、ミツ褐変病はりんごの蜜が黒っぽく変色したものなので腐っていなければ取らずに食べることが出来ます。

     

    りんごの密の所が黒く変色する理由は?

     

    りんごの密の所が黒く変色する理由は、ミツ褐変病という病気によるものです。

     

    外観からは見分けがつきにくい病気です。

     

    貯蔵中にうまく呼吸ができなかったり、水分の蒸発がうまくいかなかったりすることが原因となり、蜜の部分が変色していくのです。

     

    また、変色しているだけで腐っていない場合は、食べても体に害はありません。

     

    美味しいりんごの証拠と言われている蜜の部分が黒っぽく変色していろと、食べても大丈夫なのか、不安になってしまうはず。

     

    スターキングやデリシャス、北斗などの品種に発生しやすいようです。

     

    りんごを買ってきたらまず、風通しのいい場所に置いたり、大袋なら封を開けると防ぐ事が出来ます。

     

    りんごの芯が黒いのはカビなの?

     

    りんごの芯が黒っぽくなってしまうのは、芯カビ病というものが原因です。

     

    これはりんごの果実の芯に、果実が成長していく時にガク(ヘタ)の部分からカビが侵入して、果実の芯に腐敗が発生することから芯カビ病になってしまうのです。

     

    カビ!と聞くと食べてしまったら病気になってしまいそうで、少し怖いですよね。

     

    しかし、芯カビ病のカビは、芯の部分だけであることがほとんどとなっています。

     

    なので、そのカビてしまった部分を取り除けば、食べても全く問題はありません。

     

    とはいえカビであることに変わりはないので、しっかり除去してから食べてくださいね。

     

     

    カットしたりんごが変色しない方法は?

    りんごは切ってしばらくそのままにすると、茶色く変色してしまいますよね。

    これは、りんごに含まれるポリフェノールが空気に触れて酸化してしまうことが原因です。

    りんごが変色することで栄養や味が落ちることはありませんが、できればきれいな状態で食べたいですよね。

    きれいな見た目をキープするために、塩水に浸けることでりんごの変色を防ぐことが出来ます。

     

    でもこのやり方は昔から知られている方法ですし、少ししょっぱくなってしまいます。

    そこで登場するのが、砂糖、または蜂蜜なんです!

    水100mlに対し、砂糖(大さじ1/2)、または、はちみつ(大さじ1)を入れたものを用意します。

     

    この砂糖水か、はちみつ水に、いつもの塩水と同じようにりんごをくぐらせると、りんごの美味しさを損なうことなく塩水よりもキレイな色を保つことができるんです!

     

    是非、やってみてくださいね!

     

    まとめ

     

    りんごの黒い斑点は腐ってるの?果肉が黒い理由は?取れば食べられる?についてご紹介しました!

     

    まとめると、

     

    • 黒い斑点が出ていても、皮をむいて中の果肉がキレイであれば問題なく食べられる。
    • 芯カビ病のカビは芯の部分だけであることがほとんどなので、その部分を取ってしまえば食べても全く問題ない。
    • 蜜の部分が変色していても、変色しているだけで腐っていない場合は、食べても大丈夫。
    • カビてしまった部分を取り除けば、食べても大丈夫。
    • 砂糖水かはちみつ水に、いつもの塩水と同じようにりんごをくぐらせると変色を防げる。

     

    りんごの黒い斑点や変色についてご紹介しました。

     

    もし黒い斑点や変色のあるりんごを買ってしまっても皮をむいたり、一部取り除いたり、美味しく食べてくださいね!

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