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食材

梅干しは何歳から食べさせていい?塩分を多く取ったらどうなる?薄味はいつまでなの?

目安時間 8分
梅干し,何歳から

    梅干し(うめぼし)は、古くから作られているウメの実の塩漬け。

     

    おにぎりや弁当に使われる食品の定番ですよね。

     

    塩漬けのみで日干しを行っていないものは梅漬けとも呼ばれるそうです。

     

    非常に酸味が強く、酸っぱい食品の代表格といっても過言ではありません。

     

    梅干し疲労回復など体にいいものというイメージが定着しています。

     

    赤ちゃんや子供に何歳から食べさせていいのか、塩分が気になる、子供の健康に差し支えないか、など不安に思うことがあると思いますが、梅干を食べられるのは離乳食後期の9ヶ月頃からだと言われています。

     

    ということで梅干しは何歳から食べさせていい?について調べてみました!

     

    ・幼児に梅干しは何歳から食べさせていい?

    ・赤ちゃんが塩分を多く取ったらどんな症状がでる?

    ・梅干しの塩抜きする方法は?

    ・赤ちゃんはいつまで薄味で与えたらいい?

     

    についてもご紹介していきたいと思います!

     

     

    目次

    幼児に梅干しは何歳から食べさせていい?

     

    梅干を食べられるのは離乳食後期、生後9か月頃からだと言われています。

     

    離乳食が始まったばかりの生後5か月~6ヶ月頃までは、赤ちゃんの体はまだまだ未熟です。

     

    そのため、塩分を体の外に排出することがまだうまくできないのです。

     

    赤ちゃんの小さな体に対して梅干しの塩分濃度は高すぎてしまうので、離乳食が始まったばかりの生後5か月~6ヶ月頃までは食べさせてはいけません。

     

    離乳食中期の7か月~8カ月頃になると、少しずつ赤ちゃんの内臓機能がしっかりとしてきます。

     

    その為、離乳食中期の7か月~8カ月頃は種を取り塩抜きしたものであれば、徐々に食べさせても大丈夫だそうです。

     

     

    赤ちゃんが塩分を多く取ったらどんな症状がでる?

     

     

    赤ちゃんが塩分を多く取ってしまうと、頭痛やけいれん、嘔吐、意識障害、くも膜下出血を起こしてしまうことがあります。

     

    それは塩化ナトリウム中毒という症状によるものなのです。

     

    考えただけでもゾっとしてしまいますよね。

     

    赤ちゃんは内臓機能も大変未熟な上、体も小さい為、多量に与えてしまうと中毒症状を起こしてしまうことがあるんですね。

     

    因みに1歳児の場合、小さじ1杯の塩でも死亡してしまうことがあると言われています。

     

    離乳食後期、生後9か月を過ぎたとしても梅干しには含まれている塩分が多いため、種を取りしっかり塩抜きをして気を付けたいところですよね。

     

     

    梅干しの塩抜きする方法は?

     

    時短!梅干しの塩抜きする方法

     

    材料
    ・容器  梅と梅が出来るだけ接触しないような広くて浅いタッパ-などの容器

    ・ぬるま湯(30~40℃程度。ぬるめのお風呂くらいの温度)
    200ml(cc)

    ・塩 1つまみ(親指、人差し指、中指で)

    ・お好みの梅干し 3~4粒

     

    ①タッパーなどの容器にぬるま湯200mlと塩を1つまみ入れる。

    塩が沈殿しやすいので、しっかりかき混ぜてください。

    ②梅干し3〜4粒を①に入れる。

     

    ③常温で30分置く

     

    ③ザルにあげて1∼2時間水気を切る

     

    ④味を見ます。大人が梅干しの酸っぱさを感じたらまだ塩分の濃度が高いということになります。

    再度同じように塩抜きしてください。

    保存期間は約1∼2ヶ月です。塩抜きしたら、必ず冷蔵庫で保管してください。

     

    生後9か月になると種を抜き塩抜きをすれば、丸ごと1つを食べさせてあげられます。

    風邪をひいたときでなくても離乳食のお粥のアクセントの1つとして、入れてあげると風邪をひきにくくなりますよ。

     

     

    赤ちゃんはいつまで薄味で与えたらいい?

     

    赤ちゃんにいつまで梅干しを塩抜きした薄味で与えたらいいか、気になりますよね。

     

    結論から言うと、

     

    他の食事で摂取する塩分の量を考えると、2∼5歳までは塩抜きした薄味のものを食べさせてあげたほうが良さそうです。

     

    では、1日の塩分接種目安と、梅干し一粒に含まれる塩分の量を見ていきましょう。

     

     

    赤ちゃん、子供の1日の塩分接種目安

     

    • 6〜11ヶ月…1.5g
    • 1〜2歳…3g未満
    • 3〜5歳…4g未満

     

    梅干し1粒(約20g)に含まれる塩分の量(g)

     

    • 平均的な大きさの梅干し1粒…4g
    • 減塩梅干し1粒…2g
    • 塩抜きした梅干し1粒…1.4g〜2g

     

    梅干し1粒にこんなにたくさん塩分が含まれているんですね!

     

     

    また、子供の味覚は3歳ごろまでに発達すると言われており、幼少期の食生活がその後の味覚にも影響してくるようです。

     

    塩化ナトリウム中毒や、塩分濃度の濃い食事に慣れてしまって将来、生活習慣病のリスクが上がってしまうのは避けたいところですよね。

     

    なので塩化ナトリウム中毒や、いつか生活習慣病になってしまわないようにするためにも、2∼5歳まで梅干しは塩抜きした薄味のものを与えてあげたいですね。

     

     

    まとめ

     

    ・幼児に梅干しは離乳食後期の9ヶ月頃からから食べさせていい。

    ・赤ちゃんが塩分を多く取ったら頭痛やけいれん、嘔吐、意識障害、くも膜下出血(塩化ナトリウム中毒)という症状がでることがある。

    ・梅干しの塩抜きはぬるま湯につけるだけで簡単にできる。

    ・赤ちゃんに梅干しは2∼5歳まで薄味で。

     

    赤ちゃんに与える前に、必ず大人が味見をしてください。

     

    酸っぱさを感じないくらいに味を調節しましょう。

     

    赤ちゃんが嫌がったら無理に食べさせるのはやめてあげましょう。

    おかゆや温かいご飯に混ぜておにぎりにしたり、他の具と一緒に梅干しも加えて炊き込みご飯にしたり、包丁でたたいたり裏ごししてペースト状にした果肉をそうめんやうどんのつゆに混ぜたり、野菜などの和え物の調味料に加えたり。

    きちんと塩抜きをし、種を除き果肉だけを使えば普段のお料理のレパートリーもたくさん増えそうですね!

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