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食材

キャベツの変色は食べられる?黄色・茶色・黒・紫の場合は?変色しない方法も

目安時間 9分

    キャベツはいろんな料理に使えて便利な食材です。

     

    一度に使い切れずに保存しておいたら、変色していたこともよくありますよね。

     

    そんな変色していたキャベツですが、食べられるのか気になる人もいるのでは?

     

    キャベツの変色も、問題なく食べることができます。

     

    この記事では、キャベツの変色は食べられる?について調べてみました。

     

    他にも、

     

    ○キャベツが紫や黒に変色する訳は?

     

    ○キャベツが茶色や黄色に変色する訳は?

     

    ○冷凍したキャベツの変色は食べられる?

     

    ○キャベツの変色を防ぐ方法はある?

     

    についてもご紹介します。

     

    目次

    キャベツの変色は食べられる?

     

    冷蔵庫からキャベツを取り出したら変色していた…ということありますか?

     

    変色している部分も食べられるのか、気になりますよね。

     

    黒ずんでいたり、茶色や紫色に変色しているキャベツは、食べても大丈夫です。

     

    キャベツの色が変わるのには理由があり、キャベツに含まれているポリフェノールやアントシアニン色素が原因と言われています。

     

    芯や葉の断面が空気に触れて酸化することにより、変色していきます。

     

    キャベツ自体の成分による変色ですので、食べても問題はありません。

     

    ですが、黒くてぬめりがある、変な臭いがする場合には、腐っているので食べないようにしてください。

     

    変色したキャベツは食べても問題はないものの、気になる場合はカットして捨てると安心ですね。

     

    キャベツが紫や黒に変色する訳は?

     

    キャベツが変色するのは、キャベツ自体に含まれる成分が理由です。

     

    では、紫や黒に変色するのはどうしてなのでしょうか。

     

    紫になるのは、アントシアニン色素が原因です。

     

    アントシアニン色素は、気温が低くなると変色する特性があります。

     

    ブルーベリーにも含まれていて、アンチエイジングや抗酸化作用もあるので健康に害はない成分です。

     

    黒く変色するのは、ポリフェノールの酸化が原因。

     

    このポリフェノールの酸化は、りんごにもよく見られるのでイメージしやすいかと思われます。

     

    葉や身などの切り口から酸素に触れると、ポリフェノール酸化酵素という成分と混ざり、酸化反応が起こることで変色していきます。

     

    アントシアニン色素も、ポリフェノールも、自然由来の成分ですので、変色していても人体に害はありません。

     

    キャベツが茶色や黄色に変色する訳は?

     

    紫や黒に変色するのは、キャベツ自体の成分が原因と分かりました。

     

    では、茶色や黄色に変色するのは何が原因となっているのでしょう。

     

    茶色に変色するのは、黒と同様でポリフェノールの酸化が理由です。

     

    ポリフェノールの量により、色の濃さが変わると言われています。

     

    次に黄色になる理由ですが、栄養が失われていることが挙げられます。

     

    キャベツは収穫された後、土から養分が摂れなくなってしまいます。

     

    そうなると、キャベツ自身の養分を使うようになるため、色が抜けていき、黄色く変色していきます。

     

    栄養が抜けているものの、甘みが増す特徴もあるので、甘さを引き出すために色が抜けるのを待つという方もいるそうです。

     

    せっかくの栄養が抜けてしまうのを防ぐには、芯を抜いておくと良いそうです。

     

    冷凍したキャベツの変色は食べられる?

     

    キャベツを冷凍したら変色していた、ということありますよね。

     

    冷凍したキャベツが変色しても、食べることはできます。

     

    冷凍したキャベツが変色する原因は、ポリフェノールの酸化によるもの。

     

    キャベツの表面が空気に触れることで、酸化が起きて変色していまいます。

     

    食べても問題はありませんが、できたら変色させずに冷凍したいもの。

     

    キャベツを冷凍する際に注意点は次の通りです。

     

    • 水気をよく切ること。

     

    • ジップロック等の保存袋に入れ、中の空気をしっかり抜いてから冷凍庫へ。

     

    もし冷凍しておいたキャベツが全体的に黒くなっていたり、ぬめりがあったり、酸っぱい臭いがするなど見られた際には、腐っている可能性が高いので食べないようにしてくださいね。

     

    キャベツの変色を防ぐ方法はある?

     

    キャベツの変色はポリフェノールやアントシアニン色素など、キャベツ自体の成分が原因と分かりましたが、やっぱり見た目が気になります。

     

    キャベツの変色を防ぐ方法はあるのでしょうか。

     

    まず酸素に触れさせないことが大切です。

     

    保存する際には、ジップロック等の密閉保存できるものに入れること。

     

    また、切り口を濡らしたキッチンペーパーや新聞紙で包んで保存する方法もあります。

     

    他にも、塩水やレモン水にさらしてから保存するのも有効です。

     

    水を張ったボウルに、塩、またはレモン汁を適量入れ、キャベツを浸けます。

     

    取り出したらしっかり水気を切り、密閉できる容器に移して保存します。

     

    次に気をつけたいのが、冷えです。

     

    0~5度がキャベツの適切な保存温度と言われています。

     

    紫に変色した場合、加熱すれば元に戻りますがサラダなどで生食する際は、変色した部分を取り除いて食べるようにすると、見た目を損なわずに済みますね。

     

    まとめ

     

    この記事では、「キャベツの変色は食べられる?黄色・茶色・黒・紫の場合は?変色しない方法も」についてご紹介しました。

     

    まとめると、

     

    ・キャベツの変色は食べても問題はないが、黒くなってぬめりがあったり、異臭がする場合は腐っている可能性が高いので、食べない方が良い。

     

    ・キャベツが紫になるのはアントシアニン色素が原因で、黒くなるのはポリフェノールの酸化が原因。

     

    ・茶色になるのもポリフェノールの酸化が原因で、黄色になるのはキャベツの栄養が失われているから。

     

    ・冷凍したキャベツの変色も、ポリフェノールの酸化等が理由のため食べても問題はない。

     

    ・変色防止には、酸素に触れさせない、冷やさないことが大切。

     

    ・キャベツが冷えることで紫になった場合、変色戻すには加熱すると良い。

     

    一年を通して食べられるキャベツは、栄養も豊富ですし様々な料理に使えて便利ですよね。

     

    変色するのはキャベツ自体の成分が原因と分かり、スッキリできました。

     

    保存方法に気をつけながら、傷んでしまう前に食べきれるようにしたいですね。

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