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食材

お茶のカビを誤って飲んだらどうなる? なぜ容器やペットボトルにカビが発生する?

目安時間 9分
お茶,カビ

    開封済みのお茶を飲んだらカビが生えていた…!

     

    カビに気付かずにお茶を飲んでしまう場合もありますよね。

     

    そんな時、どうしたらいいのでしょうか。

     

    カビが生えたお茶を飲んでしまった場合、健康に及ぼす影響と対処法、カビが発生する原因についてお話しします。

     

    目次

    お茶のカビを誤って飲んだらどうなる?

    大人や子供の場合もカビが発生している場合、食中毒を引き起こすおそれもあります。

     

    まずは体調に変化がないか確認してみてください。

     

    大人の場合、少量であれば胃酸によって消化されるので特に心配はありません。

     

    人によってはお腹が痛かったり下痢や嘔吐、胃や腸の違和感といった症状が出ることがありますが、まずは一度様子見をして大丈夫です。

     

    ただし、長時間または大量のカビを飲んでしまった場合や、下痢や嘔吐の回数が多かったり止まらない、血便が出る、尿が半日以上出ていない…などの症状があらわれている場合は、食中毒にかかってしまっている可能性もあります。

     

    上記の場合はすぐに病院へ行きましょう。

     

    乳幼児や高齢者、妊婦、免疫が弱っている人などが飲んでしまった場合も要注意です。

     

    乳幼児は特に、大人に比べて免疫力が低いため食中毒症状が出やすいので気を付けましょう。

     

    白いカビを飲んでしまったときの対処法は?

     

    気付かずに白カビを飲んでしまった場合、対処法というものはありません。

     

    気休め程度になってしまうのですが、普段より水分を多めに摂って、菌をなるべく早く体内から排出できるようにします。

     

    牛乳・ヨーグルト・りんごなどの殺菌効果のある食べ物や飲み物を摂取するのもよいでしょう。

     

    基本的に飲んでしまったカビは胃酸によって消滅しますが、免疫力が低い人の場合は吐き気・下痢、まれに発熱…といった症状が出る可能性もあります。

     

    これらは体の免疫が菌を体内から追い出そうとしている反応ですので、無理に我慢したり解熱剤を使ったりはしないでください。

     

    とはいえずっと我慢し続けるのも辛いので、すぐに病院を受診するようにしてください。

     

    下痢症状がある場合は、下痢とともに体内の水分も失われていくため、脱水を起こしやすくなっています。

     

    下痢をしているときには、水分はしっかり摂るようにしてください。

     

    電解質を含むものを摂るとよいでしょう。

     

     

    なぜ容器やペットボトルにカビが発生する?

    賞味期限も「開けて日が経っているわけでもないのになぜカビが生えてしまったんだろう…?」

     

    と不思議に思う方もいらっしゃるでしょう。

     

     

    お茶を入れている容器やペットボトルにカビが生える原因を調べました。

     

    ・保存料が使われていないため、雑菌が繁殖しやすい

     

    実は唾液中には雑菌が多く、ペットボトルに直接口をつけて飲むことで唾液とお茶が混ざり合い、カビが発生しやすくなります。

    お茶には保存料が含まれていないため、開封してしまうと傷みやすくなっています。

     

    すぐに飲みきれない場合はコップやグラスに飲む分だけ注ぐようにするとよいでしょう。

     

     

    ・保存環境が悪い

     

    気温が25℃以上になるとカビは発生しやすくなります。

     

    そのため、開けたペットボトルをそのまま置いておくとカビが生えてしまうことも。

     

    夏場は特に、室内で冷房をかけていても25℃を超えてしまうこともありますよね。

     

    冬場でも暖房をかけていたら25℃は超えることもあるでしょう。

     

    そうするとすぐに傷んでカビが生えてしまいますよね。

     

    それを避けるためにも、開封後はすぐに冷蔵庫で保存しましょう。

     

     

    ・容器や使用している水自体の状態が悪い

     

    容器自体がカビの生えやすい状態だったり、水道水を利用して水出ししたりするとカビが生えやすくなります。

     

    容器は煮沸、または塩素系漂白剤で殺菌する、水道水でお茶を作るときには煮出す、ミネラルウォーターを利用するなどといった対策を取りましょう。

     

    なお、お茶には賞味期限があります。

     

     

    ペットボトルに印字されているものはあくまでも「未開封の状態」のものの場合です。

     

     

    開封後の賞味期限は、直接口をつけてしまったものはその日のみ、グラスなどに注いだ場合は冷蔵庫保存で2~3日が限度となっています。

     

    これは空気に触れると酸化して傷みやすくなるため、メーカーもそのように指示しています。

     

     

    お茶を入れる容器や水筒のカビ臭を取るには?

     

    容器や水筒も長く使っていると、なんとなくカビ臭さを感じることもありますよね。

     

    そんなときのために、カビ臭の落とし方をご紹介します。

     

    1. 水筒をパーツごとにわけ、中性洗剤で丁寧に洗う。
    2. 酢や酵素系漂白剤水溶液につけおきする
    3. しっかりとすすぎ、乾かす

     

    容器によっては熱に弱く、煮沸ができないものもあります。

     

     

    特に水筒はステンレス素材のため、煮沸は厳禁です。

     

    そのような場合、酢や酵素系の漂白剤を使うとよいでしょう。

     

    酢を使う場合には、40~50℃くらいのぬるま湯10に対し、酢を1の割合で溶かした水溶液を作ります。

     

    そこに分解したパーツを投入し、2~3時間ほどつけおきます。

     

    その後、しっかりとすすいで乾かします。

     

    酵素系漂白剤を使う場合は、40~50℃のお湯100:酵素系漂白剤1の割合で水溶液を作ります。

     

    酵素系漂白剤を利用する場合は、水筒や容器は浸さずにその容器の中に水溶液を注ぐようにします。

     

    蓋などはつけおきでOK。

     

    つけおく時間は30分~1時間で大丈夫です。

     

    つけおく際には絶対に蓋をしないようにしてください。

     

    蓋をしてしまうと、圧力がかかり爆発するおそれがあります。

     

    いずれの場合も、すすぐだけでは不安という方はもう一度中性洗剤でしっかりと洗うとよいでしょう。

     

     

    まとめ

     

     

    今回はお茶にカビが生える原因や、カビを誤って飲んでしまった場合について、容器のカビ臭を取る方法などをご紹介しました。

     

    今回のお話をまとめると、

     

    • カビは飲んでしまっても問題はないが、体調に変化がある場合・子供や免疫力が低い人が飲んだ場合は要注意
    • お茶は口をつけて飲むことで雑菌と混じりあってカビが生えやすくなる
    • 開封後は室温にも左右されやすい
    • 開封後のお茶の賞味期限は冷蔵庫保存で2~3日
    • 容器や水筒のカビ臭を取るには酢や酵素系漂白剤が効果的

    以上になります。

     

    暑い時期はお茶の消費量も多くなります。

     

    飲んだ後にうっかりテーブルに置きっぱなしてしまうということがないように気を付けましょう!

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