たけのこの天ぷらのあく抜きは必要?米ぬか・とぎ汁・米粒・重曹・大根おろしを使ったあく抜き方法やゆで時間も

大根おろしを使ったあく抜き方法やゆで時間も春の味覚として有名なのがたけのこ。
炊き込みご飯にしたり煮物、焼き物にしても美味しいですよね!
煮物ではそのまま煮たりおからに入れても美味しいんです!
でも1番手軽で美味しいのが天ぷら。
ですがたけのこをそのまま天ぷらにするとえぐみが強くて食べれないんです。
なのでたけのこを天ぷらにする時は必ずあく抜きは必要なんです!!
この記事ではたけのこの天ぷらのあく抜きは必要なの?についてご紹介しています。
ほかにも
○たけのこのあく抜き!米ぬか・とぎ汁・米粒・重曹・大根おろしの方法は?
○米ぬかや米粒・とぎ汁の場合は?ゆで時間はどのくらい?
○重曹の場合は?ゆで時間はどのくらい?
○大根おろしの場合は?ゆで時間はどのくらい?
○圧力鍋を使った場合の時間は?
についても調査しました!
目次
たけのこの天ぷらのあく抜きは必要なの?
結論から言うと必ずあく抜きはした方がいいです!!
あく抜きをしないとえぐみがとんでもないことになっちゃうんです。
まずはえぐみ。
採れてから時間が経つにつれてたけのこの成分が酸化します。
酸化してしまうとどんどんえぐみが強くなっていってしまうんです。
また、健康面でもあく抜きをしないと大変なことになります。
たけのこのあくはシュウ酸なのでたくさん食べ過ぎると体の中で結石になってしまうんです。
手術したり出てくるのをひたすら待ったり…
しかもかなり激痛なんだとか!!
なんだかとっても怖いですよね……
なので必ずたけのこはあく抜きしてから食べるようにしましょう!
たけのこのあく抜き!米ぬか・とぎ汁・米粒・重曹・大根おろしの方法は?
たけのこのあく抜きのやり方は何個かあり、米ぬかを使ったり、お米のとぎ汁、米粒、重曹、大根おろしがあります。
どのやり方も共通でまずはよく洗って泥を落としてから皮をむきます。
たけのこの皮ってどこまで?って思いますよね。
茶色くなってるところが皮なのですがあく抜きする段階では全部むきません。
ざっと3枚くらいむくだけでOKなんです。
あとの工程で茹でたりするのですが皮をむきすぎると火が通るのが早いのであくが抜けきらない可能性があるからなんです。
次は根元のいぼいぼしたところが少し残して根元と穂先を切り落とします。
その後、縦と真ん中に切り込みを入れれば準備はOKです。
あとはそれぞれのやり方であく抜きしていきます。
次からそれぞれのやり方を詳しく説明していきますので参考にしてくださいね!
米ぬかや米粒・とぎ汁の場合は?ゆで時間はどのくらい?
米ぬかってわざわざ買っても使い道がないし米ぬかがない時もありますよね。
そんな時はとぎ汁や米粒でもあく抜きできるんです!
または米粉、もち米、玄米などお米であればあく抜きできちゃいます。
下準備を終えたらたけのこがすっぽり入るくらいの大きさの鍋に水とたけのこ、米ぬかか米粒、とぎ汁を入れます。
米ぬかなら1カップ、米粒なら4分の1合(約40gくらい)、とぎ汁はたけのこが浸かるくらいです。
あと忘れてはいけないのが鷹の爪。
鷹の爪は入れるとえぐみを取ってくれる効果があるんです。
鷹の爪もいれたら中火で40分じっくり煮て竹串を刺してスッと通るくらい火が通ってたら火を止めます。
このまま一晩放置して皮をむいたらあく抜き完了です。
手間はかかりますがこの方法ならわざわざ用意するものも少ないですし美味しくなるのでおすすめです。
ざっくり説明すると米ぬかと水、たけのこを入れてしばらく茹で火が通ったら一晩放置です!
重曹の場合は?ゆで時間はどのくらい?
山菜のあく抜きによく使われる重曹でもあく抜きできるんです。
やり方はとても簡単でまずは大きな鍋にたけのこがヒタヒタに浸かるくらいの水と重曹、鷹の爪、たけのこを入れます。
水と重曹の割合は水が1000mlなら重曹は小さじ1になります。
たけのこの大きさや鍋の大きさによって調整してくださいね。
そのまま中火にかけ、火が通るまで30分くらい茹で、竹串がスッと刺せるくらいになったら火を止めます。
このまま半日置いておき、皮をむいたらあく抜き完了です!
米ぬかであく抜きする場合に比べると重曹の方が茹で時間が短く時短になります。
ですがなんとなく色が変わりやすいような気がしますし、よく洗わないと重曹の苦味を感じることも。
調理方法を工夫すれば分からなくなる程度なのでできるだけ味付けは濃いめにしてくださいね。
重曹であく抜きする場合は水と重曹を入れて茹でるだけです!!
大根おろしの場合は?ゆで時間はどのくらい?
米ぬかや重曹が家に常備してある家庭って少ないですよね。
もっと家であるもので手軽にあく抜きする方法があるんです!
それは大根おろし!!
しかも茹でないのでめちゃくちゃ簡単なんです!
やり方はまず大根3分の1本を大根おろしにします。
この時、大根は皮ごとおろします。
そうしたらキッチンペーパーなどをザルに敷き、大根おろしを入れて濾します。
使うのはこの大根おろしの汁の方なので残った方は別の料理に使ってくださいね。
鍋におろし汁と同じ量の水、それと水+おろし汁の量の1%の塩を入れます。
例えばおろし汁が300mlなら水も300ml、塩は6gになります。
あとはこの中にたけのこを入れて2時間くらい放置しておくだけ。
この方法は火を使わないですし他のあく抜き方法よりも時間が圧倒的に短いのが特徴です。
大根をおろすのが手間ですが火を使わないし時間も短いので手早くやりたい時はおすすめです!
圧力鍋を使った場合の時間は?
簡単に柔らかく調理ができる圧力鍋。
これであく抜きする場合は水の他に酢、小麦粉、塩を用意します。
水は1.5リットル、小麦粉は大さじ4、塩は大さじ1です。
これらを圧力鍋にいれて泡立て器などでよく混ぜたらたけのこを入れ、加圧になったら弱火で20分煮ます。
その後、冷めるまで放置したら流水でよく洗いあく抜き完了です。
酢は梅干しなどで代用不可ですが小麦粉は薄力粉でも強力粉でもOKです。
圧力鍋は小さめのものも多いのでたけのこが入らない場合もあると思います。
その場合は下準備の時にたけのこの皮をむいてから半分など入るように切ってからあく抜きしても大丈夫です。
時間もあまりかからないので圧力鍋がある人はやってみてくださいね!
まとめ
今回はたけのこの天ぷらのあく抜きは必要?米ぬか・とぎ汁・米粒・重曹・大根おろしを使ったあく抜き方法やゆで時間についてご紹介しました。
まとめると
○たけのこを天ぷらにする時はあく抜きは必ず必要!!
○あく抜き方法は米を使った方法や重曹、大根おろし、圧力鍋がある。どの方法もまずは皮をむいて根元と穂先を切り、切込みをいれる下準備をする。
○米ぬかや米のとぎ汁、米粒でやる場合は40分くらい茹でたあと一晩放置する。
○重曹なら30分くらい茹でたら半日放置でOK。色や味が変わってしまう場合もあるので調理方法に工夫が必要。
○大根おろしは濾して汁だけを使う。汁と水、塩を鍋などに入れたらたけのこを浸けておくだけ。
○圧力鍋は水の他に酢、小麦粉、塩を入れて煮る。
きちんとやってみたけどたけのこのあくが抜けてない…ってこともありますよね。
その原因として茹でているときに出てきたあくを取っていないことが挙げられます。
少し面倒なのですがあく取りをしておくと苦味・えぐみがなくなりやすいのでぜひやっておいてくださいね!!
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