うど天ぷらのアク抜きしない・必要?下ごしらえや切り方は?うどのアク抜きは茹でる?山うどの方法も

うどは、3月から5月にかけた代表的な食材であり、その爽やかな風味とサクサクとした食感が人気ですよね。
しかし、うどには苦みや渋みを引き起こす成分が含まれており、そのまま調理すると食べる際に不快な味が残ってしまうこともあります。
ここでは、美味しいうど天ぷらを作るためのアク抜きや下ごしらえの方法について詳しくご紹介します。
目次
うどの天ぷらはアク抜きが必要?
うどの天ぷらを作る際、アク抜きは必要でしょうか?
実は、うどに含まれる成分によって苦みや渋みが生じることがあります。
これは、うどの茎や葉に含まれる「草酸」という成分が原因です。
草酸は水溶性であり、調理の際にアクとして溶け出すため、アク抜きが必要な場合もあります。
しかし、うどの種類や新鮮さによっても個体差があり、必ずしも、すべてのうどにアク抜きが必要とは限りません。
うどは、天然の山うどと白うどの2種類があります。
スーパーで見る白い色のうどは、白うどです。
山うどの方は緑色をしています。
山うどはアクが強い、えぐみが強いのでアク抜きが必要です。
ですが、白うどを天ぷらにする時はアク抜きしなくても食べられます。
うどの天ぷらの下ごしらえや切り方は?
引用:けんた食堂さん
うどの天ぷらを美味しく作るためには、下ごしらえと切り方が重要です。
- まず、うどをしっかりと水洗いし、表面の汚れを取り除きましょう。
- 次に、両端を切り落とし、茎と葉の部分を分けます。
- 茎の部分は斜めに1センチ程度の厚さで切り、葉の部分は手でちぎります。
これによって、茎と葉の食感が絶妙に調和し、食べやすい天ぷらに仕上がります。
うどのアク抜きは茹でる方法
うどのアク抜き方法として、茹でる方法があります。
- まず、うどを適切な長さに切ります。
- 次に、鍋に水を沸騰させ、少し塩を加えます。
- 切ったうどを鍋に入れ、約1〜2分茹でます。
- 茹でることで草酸が水に溶け出し、アクが抜けます。
- 茹で上がったうどは冷水に取り、水気をしっかりと切ってから調理に使いましょう。
うどの皮の天ぷらの仕方は?
うどの皮を使った天ぷらは、風味豊かでおすすめです。
- うどの皮を取り出し、綺麗に洗います。
- 皮の表面に苦みや渋みを感じる場合は、一度茹でてから冷水でしめます。
- その後、水気を取り除いたうどの皮を小さなサイズに切り、衣をつけて揚げます。
- 衣はサクサク感を出すために、薄力粉や片栗粉と水、卵などを混ぜたものを使用しましょう。
- 揚げたら、キッチンペーパーで油を切り、盛り付けて完成です。
山うどのあく抜き・重曹をする方法は?
山うどは通常のうどとは異なり、苦みや渋みが強いことがあります。
そのため、アク抜きを行うことが推奨されます。
アクを抜く方法として、重曹を使用する方法があります。
- 山うどを水でしっかり洗った後、鍋に湯を沸かし、重曹を加えます(約1リットルの湯に対して小さじ1程度)。
- 山うどを加えて約2〜3分茹で、アクを取り除きます。
- その後、茹で上がった山うどは冷水でしめて水気を切り、好みの調理法で使いましょう。
まとめ
うどの天ぷらを作る際には、山うど、白うどの違いでアク抜きが必要な場合もあります。
下ごしらえや切り方も重要であり、茹でることでアクを抜く方法や、皮の天ぷらの作り方もおすすめです。
また、山うどの場合はアク抜きがより必要とされます。
山うどのアク抜きには重曹を使用する方法が効果的です。
最後に、うどの天ぷらや他の料理でのうどの活用方法は多岐に渡ります。
うどの煮物や和え物では苦みや渋みを活かして風味を楽しむことができますが、苦手な方やマイルドな味わいを求める場合には一度茹でる方法もあります。
うどの天ぷらを作る際には、アク抜きや下ごしらえの工程を丁寧に行うことで、美味しさを引き出すことができます。
また、料理の目的や個人の好みに合わせてアレンジすることも大切です。
うどの魅力を存分に味わいながら、春の食卓に彩りを添えてください。
以上で「うど天ぷらのアク抜きしない・必要?下ごしらえや切り方は?うどのアク抜きは茹でる?山うどの方法も」紹介しました。
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